「初めて」はビビる。でも、ビビるくらいがちょうどいい。〔0026〕

突然ですが、「初めてのこと」って、みんなビビりますよね。

でもよく考えてみると、「初めて」の怖さって、慣れると消えていくものばかりじゃないですか? いくつか思い出してみましょう。
① 自転車
補助輪が外れた日、あの恐怖
補助輪なしの自転車に初めて乗るとき、転ぶのが怖くてたまらなかったはず。「絶対無理」と思っていた。でも今は? 何も考えずにスイスイ乗れますよね。あれだけ怖かったのに、慣れると怖さはゼロになる。

練習(疑似体験)を積んだから、本番で体が動くようになった。
② 発表・スピーチ
授業中に当てられたとき、頭が真っ白になった
小学校の頃、初めてクラスで発表したとき、声が震えた人も多いはず。でも何度かこなすうちに、「まあ別にいっか」ってなってきた。慣れるってすごい。
回数をこなす=疑似体験の蓄積が、本番の緊張をやわらげる。
③ 新しいゲームやスポーツ
初めてやったとき、みんなに笑われそうで嫌だった
バスケでもサッカーでも、初めてのポジションや新しいゲームは「失敗したらどうしよう」という不安がある。でも練習や練習試合を重ねると、本番で「楽しい!」に変わる。
練習(反復)が本番の怖さを「楽しさ」に変換してくれる。
④ 初めて乗る乗り物・場所
初めて電車やバスで一人で出かけたとき

乗り換えを間違えたら? 迷ったら? って不安だった。でも2回目からはもう余裕。地図アプリを見ながらシミュレーション(疑似体験)しておいたから、本番で冷静に動けた。
事前に「頭の中でやっておく」だけでも、本番の不安は格段に減る。
定期テストも、まったく同じ構造です
中1にとっての初めての定期テスト。これまでの単元ごとのテストとは全然違う。1日に複数教科まとめて受けて、内申点にも直結する。「実際にやってみないとわからない」という未知の恐怖が一番きつい。

高1もしかり。中学のときは学力層がバラバラなクラスでのテストだったけど、高校では同じくらいの学力の子が集まっている。難易度の感じ方がガラッと変わる。「中学のときは余裕だったのに」という感覚がひっくり返る。
中1
中1の内申点(定期テスト結果)は、高校受験に直結します。「中3から頑張ればいい」は大きな勘違い。
高1
推薦・総合型選抜で大学進学を考えるなら、高1の成績も評価対象になります。
なぜ今すぐ準備なのか

「情報を知っている子」ほど、テストが怖い
内申点の仕組みを知っている子、推薦の仕組みを知っている子ほど、最初の定期テストを「怖い」と感じます。それはいいことです。正しく怖がれているということだから。
でも怖いままでは動けない。だから、練習(疑似体験)が必要なんです。

定期テスト前にやっておくべき「疑似体験」
- 過去問や問題集を、時間を計って解いてみる(本番の時間感覚を掴む)
- 1日に複数科目分の勉強をまとめてやってみる(テスト期間の負荷に慣れておく)
- 「どこが出るか」を自分でリスト化してみる(問題の見当をつける練習)
- 暗記できているか声に出してテストしてみる(本番と同じ「思い出す」訓練)
過去問を解いても「本番でできるか不安」という気持ちはゼロにはならないかもしれない。でも、疑似体験を積めば積むほど、本番の怖さは着実に減っていく。自転車と同じです。
まとめ
「初めてのことは怖い」のは、当たり前。でも準備をしておけば、怖さは「やれる自信」に変わっていきます。
中1・高1の最初の定期テストは、あなたの学校生活の方向を決める最初の分岐点。ビビっているうちに、動き出しましょう。
「そろそろ」じゃなくて、「今日」から。



