思春期の子どもに必要な“もう一人の大人” ~心の支えがある子は強い~〔0008〕

「いつでも相談できる人がいる」
それだけで、私たちの心は驚くほど軽くなります。

小学生のころ、家に帰れば保護者がいるという安心感がありました。何かあっても「ただいま」と言えば受け止めてもらえる。
社会人になると、信頼できる先輩や上司がいることで、思い切った挑戦ができるようになります。「失敗してもフォローしてくれる人がいる」という安心感が背中を押してくれるのです。

では、思春期まっただ中の中高生はどうでしょうか。

素直になれない年ごろ

中学生・高校生になると、保護者に対して素直に相談できなくなる子は少なくありません。
反抗しているわけではなく、「心配をかけたくない」「否定されたくない」「うまく言葉にできない」――そんな複雑な気持ちが重なっています。

進路の話になると、なおさらです。

以前、塾生の三者面談でのこと。

保護者の方は熱心に「この高校がいい」「将来のことを考えるとこの道がいい」と話されていました。しかし隣に座るお子さんの表情はどこか浮かない様子。
その後、二人で話す機会をつくると、実は別の進路を考えていることがわかりました。やりたいことがあり、保護者の希望とは違う道を選びたいと思っていたのです。

こうしたすれ違いは、決して珍しいことではありません。

学校や塾によっては、先生が丁寧に気づき、橋渡しをしてくれることもあるでしょう。しかし、すべての子どもにその環境があるとは限りません。
だからこそ、「もう一人、気づいてくれる大人」がいることは大きな意味を持ちます。

学校や塾の先生の中には、教え子たちのその後をずっと気にかけていて、「あの子はこういう道に進んだ」って把握している先生もいます。そういう先生のアドバイスは、すごく参考になると思いますよ。(もちろん、全員がそうというわけではないですが!)

子どもの本音を引き出す存在

実は、先ほどの生徒は、よくよく話を整理していくうちに、保護者が勧めていた進路の方が、やりたいことを実現しやすい環境であると気づきました。

感情だけで見ると「違う道に行きたい」。
でも、情報を整理し、客観的に比べてみると「こちらの方が近道かもしれない」。

この整理」のプロセスがとても大切です。

子どもはまだ人生経験が浅いため、どうしても“今見えている世界”だけで判断しがちです。
一方で、保護者は経験値があるからこそ現実的な視点を持っています。しかし、その思いが強すぎると、子どもは自分の気持ちを引っ込めてしまうことがあります。

CompassMateのメンターは、その間に立ちます。

  • 子どもの本音を丁寧に引き出す
  • 保護者の思いも理解する
  • 情報を整理し、選択肢を広げる
  • リスクや可能性を一緒に考える

占い師ではないので、未来を断言することはできません。
しかし、これまで多くの生徒の進路とその後を見てきた経験から、「失敗のリスクを減らすこと」「後悔の少ない選択に近づけること」はできます。


「子どもの言いなり」にしない

ここで大切なのは、子どもの言う通りにすればよい、という話ではないということです。

「やりたい」という気持ちは大切です。
でも、それが本当に将来につながる道なのか、必要な努力は理解しているのか、他にもっと合う選択肢はないのか――

感情と現実のバランスをとることが必要です。

別の生徒では、子どもの気持ちを保護者に丁寧に伝えたことで、家庭内でしっかり話し合いの場が設けられました。その結果、子どもの希望を軸にしながらも、現実的な選択肢を組み合わせた進路が実現しました。

大切なのは、「対立」ではなく「対話」
その橋渡し役がいることで、家庭の空気は大きく変わります。


心の支えがあるということ

進路は人生の大きな分岐点です。
でも、それ以前に大切なのは「安心して悩める環境」があること。

  • いつでも話せる。
  • 否定されずに聞いてもらえる。
  • 一緒に整理してもらえる。

この環境があるだけで、日々のメンタルの負担は大きく軽減します。

小学生のころの「家に帰れば安心」という感覚。
社会人になってからの「信頼できる上司がいる安心感」。

それと同じように、思春期の中高生にも“心の支え”が必要です。


進路は一人で決めなくていい

進路は、孤独な戦いではありません。
保護者だけでもなく、学校だけでもなく、「第三の大人」がいることで、選択肢は広がります。

進路相談室CompassMateは、
子どもが本音を話せる場所であり、
保護者が安心して任せられる存在であり、
将来を一緒に考える伴走者でありたいと考えています。

心の支えを、CompassMateのメンターに。
あなたのお子さまが、自分の道を自分の足で歩いていけるように――
その一歩を、私たちは一緒に考えます。

年が近い学生メンターなら、相談しやすいかもしれないですよ。

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